NO.22 暴動
スライ&ザ・ファミリーストーン

 

1971年 ■収録時間48分

1. ラヴン・ヘイト

2. 子供のように

3. ポエット

4. ファミリー・アフェア

5. アフリカは君に語りかける(アスファルト・ジャングル)

6. 暴動 (Mono)

7. ブレイヴ&ストロング

8. スマイリン

9. タイム

10. スペース・カウボーイ

11. ランニン・アウェイ

12. サンキュー・フォー・トーキン・トゥ・ミー、アフリカ


70年代の超重要名盤。ジャケットの写真を見よ。本来は星である米国旗が、まるで破裂したかのように弾けているではないか。ご多分にもれずドラッグ・ワークの一つである。

 

本作のテーマは、1960年代という良き時代は過ぎ去り、希望の無い暗黒の70年代へ突入したのだという認識のもとに形成されている。多重録音による混沌としたサウンドは、非常に特異な雰囲気を表している。

 

アルバムを聴く者にとって、「何なのだコレは?」という違和感が、やがて‘ドラッグ’まがいの常習アルバムに変化していく。もちろん、人体に害はないがトリップは可能だ。

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