NO.73 フェイス・トゥ・フェイス |
キンクス |
キンクスがそれまでの単純なロックンロール・スタイルを脱却し、世界的なグループへ変貌を遂げた記念碑的名盤。
電話のベルで始まる「パーティ・ライン」はじめ、随所に効果音が配されており、アルバム全体が与えるコンセプトを明確にしている。英国のけだるい午後の雰囲気がたちこめる、アコースティックで叙情的な一枚。
ほとんどのソング・ライティングを手がけたのは、ボーカルをとるレイ・ディビス。レイの才能が一気に開花し、物語性のある名曲が揃った。キンクスにとってベストアルバム以上にベスト作品。 |
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楽譜 グレイト・ソングス・オブ/ザ・キンクス AM964051/ピア... |